「棚をDIYしてみたいけれど、板を何mmで切ればいいのか分からない」
棚は四角く組んで棚板を入れるだけなので、最初は簡単そうに見えます。私もそう思っていました。
しかし実際に寸法を考えてみると、側板を内側にするか外側にするか、板の厚みをどう扱うか、背板を付けるかなど、決めることが意外と多くあります。
そこで、初心者でも棚の寸法を考えやすいように、**「かんたん棚づくり寸法ツール(お試し版)」**を作りました。
入れたい物のサイズや棚の完成サイズを入力すると、必要な板の長さと枚数を自動で計算できます。
棚DIYは意外と寸法計算が難しい
たとえば、幅600mmの棚を作る場合でも、次の2つでは必要な板の長さが変わります。
- 側板の間に天板と底板を入れる
- 側板の上と下に天板と底板を載せる
さらに、板の厚みが18mmなのか19mmなのかでも内寸は変わります。
完成幅を600mmに固定すれば、側板が厚くなるほど中に入る物の幅は狭くなります。反対に、内寸600mmを確保したい場合は、板が厚くなった分だけ棚全体を大きくする必要があります。
棚板の枚数が増えれば、その厚みも高さに加わります。背板を付ける場合は、奥行きの考え方も変わります。
簡単そうに見えた棚ですが、実際には足し算と引き算がかなり多いDIYでした。
ツールでできること
このツールでは、棚の作り方に合わせて寸法を自動計算できます。
入れたい物のサイズから計算
「この収納ケースが入る棚を作りたい」という場合は、必要な内寸を入力します。
- 必要な内寸幅
- 1段あたりの内寸高さ
- 必要な内寸奥行き
この3つと棚板の枚数を指定すると、板の厚みを含めた完成サイズを自動で計算します。
収納する物のサイズは分かっていても、棚全体のサイズが分からないときに使いやすい方法です。
完成サイズから計算
置ける場所が決まっている場合は、棚の完成幅・高さ・奥行きを入力して計算できます。
指定した外寸から、実際に使える内寸幅や1段あたりの高さを表示します。
「この隙間に収まる棚を作りたい」という場合はこちらが便利です。
Aタイプ・Bタイプを選べる
棚の組み方は、次の2種類から選べます。
- Aタイプ: 側板が外側にあり、天板・底板・棚板を側板の間に入れる形
- Bタイプ: 天板と底板が外側にあり、側板を上下の板の間に入れる形
選んだタイプに合わせて、側板や天板などの長さが変わります。
板ごとに厚みを変更できる
詳細設定を開くと、側板・天板・底板・棚板の厚みを別々に指定できます。
すべて同じ厚みの板を使うとは限らないため、少し細かく調整したい場合にも対応できるようにしました。
背板の有無を選べる
背板を付けない貫通棚と、背面に板を付ける一般的な棚の両方を計算できます。
背板を付ける場合は、背板の厚みを含めた完成奥行きと、必要な背板サイズも表示します。
ホームセンター用のメモを作れる
計算結果には、必要な板の長さと枚数が一覧で表示されます。
結果をコピーボタンでまとめられるため、ホームセンターで木材カットをお願いするときのメモとして使えます。
※店舗によってカットできる木材・最小寸法・加工方法・料金などは異なります。利用する店舗で事前に確認してください。
使い方
使い方は次のとおりです。
- 「内寸から」または「完成サイズから」を選ぶ
- AタイプまたはBタイプを選ぶ
- 棚板の枚数と各寸法を入力する
- 必要に応じて板の厚みや背板を設定する
- 表示された板サイズと枚数を確認する
入力内容を変えると、上部の棚画像と計算結果も自動で変わります。
スマホでは棚画像を画面上部に固定し、その下の設定だけをスクロールできるようにしています。寸法を変えながら、棚の形や各段の高さを確認できます。
作ってみて分かったこと
正直なところ、このツールも最初はもっと簡単に完成すると思っていました。
ところが作り始めると、板の組み方、厚みの違い、内寸の確保、背板の有無など、後から必要な条件が次々に見つかりました。
本当は棚の板を画像上で自由に動かし、そのまま形を変えられるような機能も考えました。しかし、自由に動かせるようにすると、板同士の接続や寸法の判定、スマホのタッチ操作まで必要になります。
そこまで進むと、初心者向けの計算ツールというより、本格的な設計ソフトに近くなります。
今回は、複雑になりすぎず、棚DIYの最初の寸法決めを助けるところまでにしました。
利用前に確認してほしいこと
このツールは、棚DIYの寸法を考えるためのお試し版です。計算結果だけで安全性や強度を保証するものではありません。
特に、次の内容はツールだけでは判断できません。
- 使用する木材の種類や反り
- 棚に載せる物の重さ
- 棚板のたわみ
- ネジの太さ・種類・本数
- 下穴や固定方法
- 壁への固定や転倒防止
- 木材カットの誤差
表示するネジ情報は、長さと中心位置の目安のみです。ネジの種類や必要本数、強度まで示すものではありません。
重い物を載せる棚、大型の棚、子どもが触れる場所で使う棚などは、ホームセンターの担当者やDIYに詳しい人へ相談してください。
木材を購入・カットする前には、必ず自分でも寸法を再確認しましょう。
まとめ
棚DIYは簡単そうに見えますが、実際には板の組み方や厚みによって必要な寸法が変わります。
特に、棚へ入れたい物が決まっている場合は、完成サイズから考えるよりも、必要な内寸から逆算したほうが分かりやすいことがあります。
「計算方法が分からず、最初の一歩で止まってしまう」というときは、寸法を考えるための補助として試してみてください。
※この記事およびツールは、AIを活用して作成を補助しています。内容の確認・調整・掲載の判断は、ケチラボ運営者が行っています。


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