この謎を調べた経緯
今回このロト6第230回について調べようと思ったきっかけは、ChatGPT(チャッピー)と宝くじの攻略法について話していたことでした。
宝くじは基本的に期待値がマイナスですが、ロト系の場合は同じ等級の当せん者が多いと賞金が分配されます。
そこで、
「みんなが選びそうな数字を避けて買えば、もし1等が当たったときに取り分が大きくなるのでは?」
という話になりました。
その流れで、
「そもそもロト6で、1等がものすごい口数出たことってあるの?」
と調べていたところ、見つけたのが今回の第230回・1等167口という異常な回です。
しかも詳しく見ていくと、単に当せん者が多かっただけではなく、過去の当せん数字を規則的に拾う購入法が関係していたという説まで出てきました。
「なんで167口も同じ数字を持っていたの?」
「本当に攻略法で当たったの?」
気になったので、今回は過去のロト6データを使って実際にバックテストしながら、この謎を調べてみました。
第230回のロト6で何が起きた?
ロト6といえば、1等なら何千万円、場合によっては億単位の当せん金をイメージする人が多いと思います。
ところが過去には、
1等なのに当せん金が約181万円
という、とんでもない回がありました。
それが、2005年3月17日に抽せんされたロト6第230回です。
この回ではなんと、
1等が167口
も出ました。
しかも不思議なのは、それだけではありません。
調べてみると、この大量当せんには
「過去の当せん数字を斜めに拾う買い方」
が関係していたという説があるのです。
「そんな攻略法で本当に1等が当たったの?」
「そもそも、なぜ167口も同じ数字を買っていたの?」
第230回のロト6で何が起きた?
第230回ロト6の抽せん日は、2005年3月17日。
当せん数字は、
04・09・18・31・36・42
ボーナス数字は、
34
でした。みずほ銀行の過去の当せん番号でも確認できます。
この回の1等は、
167口
そして1口あたりの当せん金は、
1,814,700円
でした。
ロト6の1等として考えると、かなり少ない金額です。
さらに珍しいことに、この回は2等の当せん金が1等より高くなる逆転現象まで起きました。
当時のAll Aboutの記事でも、この異常な結果が抽せん直後に取り上げられています。
なぜ1等が167口も出たのか?
ここからが今回の本題です。
当時の記事によると、一部のロト6ファンの間で、
「過去の当せん数字を古い順に並べ、斜めに数字を拾う」
という買い方が知られていたそうです。
やり方はこんな感じ。
第222回 04 14 15 22 29 31
第223回 07 09 19 26 30 32
第224回 12 17 18 19 30 35
第225回 09 11 21 31 35 38
第226回 08 26 36 40 42 43
第227回 06 13 17 29 32 36
左上から右下へ1個ずつ拾っていくと、
04 → 09 → 18 → 31 → 42 → 36
となります。
並べ替えると、
04・09・18・31・36・42
なんと、これが第230回の1等本数字と完全一致します。
しかも第228回のボーナス数字は34。
第230回のボーナス数字も34でした。
ここだけ見ると、
「え、攻略法で完全に当ててるじゃん」
と思います。
私も最初はそう思いました。
でも、ここで大きな疑問が出てくる
斜めに拾った6数字が完成したのは、
第227回の抽せんが終わった時点
です。
つまりその時点ですでに、
04・09・18・31・36・42
という6個の数字は決まっていました。
ところが実際に当たったのは、
- 第228回 → 当たらない
- 第229回 → 当たらない
- 第230回 → 1等
です。
つまり、
完成してから3回後に当たった
ことになります。
ここがすごく不思議です。
もしこの方法が「次回を予想する攻略法」なら、普通は第228回を買うはずです。
なぜ第229回でも買い続け、
さらに第230回まで同じ数字を買っていた人が大量にいたのでしょうか。
当時の記事を調べても、
「完成してから3回後を買う」
という明確なルールは確認できませんでした。
そこで第1回から全部バックテストしてみた
ここで「たまたまじゃないの?」という疑問が出てきます。
そこでKechiLabでは、ロト6の過去データを使って、
第1回から第2134回まで
斜め取りをバックテストしてみました。
未来の数字は一切使わず、
過去6回の当せん数字から斜めに6数字を作り、その後の抽せん結果と比較しています。
第230回より前にも斜め数字はたくさんできていた
まず確認したのが、
「もしかして第227回で初めて、重複なしの6数字が完成したのでは?」
という可能性です。
結果は違いました。
第230回の当たり数字が完成する以前だけでも、
221パターン
の斜め数字が作られていました。
そのうち、
重複なしで実際に購入できる6数字は155パターン
ありました。
つまり、
「それまで買える数字が作れなかったけど、第227回で初めて完成した」
というわけではありません。
では、それ以前の155パターンは当たっていたのか?
ここがかなり重要です。
第230回より前に完成した、購入可能な斜め数字155パターンについて、
完成後1回目から10回目まで
同じ数字を買い続けたと仮定して調べました。
第230回より前の抽せんだけで集計すると、
購入1,537口相当
になりました。
購入額は、
307,400円
です。
結果は、
5等が39回
そして、
4等以上は0回。
払戻額は合計、
39,000円
でした。
回収率は約、
12.7%
収支は、
−268,400円
です。
かなり厳しい結果です。
つまり「それまでよく当たっていた攻略法」ではない
これが今回一番驚いたところでした。
もし斜め取りが、
「昔から4等や3等がバンバン当たっていた」
なら、口コミや攻略本で人気になるのも分かります。
でも今回の検証では、第230回以前の成績はかなり悪い。
少なくとも今回検証したルールでは、
第230回までに4等以上は一度も出ていません。
それなのに突然、
6個完全一致の1等
が出ます。
これはかなり極端です。
「本当に“当たる方法”として広まっていたのか?」
もう一つ考えられるのが、実際にはそれまで大した成績が出ていない購入法でも、「当たりそうな方法」として紹介されていた可能性です。
今回のバックテストでは、第230回より前に作れた購入可能な斜め数字は155パターンありましたが、完成後10回以内を見ても4等以上は0回でした。
少なくとも今回確認した範囲では、第230回以前から高い的中実績があった方法には見えません。
それでも当時「有名な買い方」になっていたのだとすれば、実際の成績以上に、
「過去数字に法則があるように見える」
「この方法なら当たりそうに感じる」
といった印象で広まっていた可能性もあります。
もちろん、当時どの雑誌・サイト・予想情報で、どのような実績表示がされていたのかまでは今回確認できていません。
そのため断定はできませんが、“実績が良かったから流行った”とは限らないという点は、この謎を考えるうえでかなり重要だと思います。
第230回以降も全部調べてみた
さらに第2134回まで同じ方法をバックテストしました。
斜め数字が完成したあと、
1回後、2回後、3回後……10回後まで調べています。
例の第230回の1等は、
右下斜め・完成3回後
で出ました。
その「3回後」だけを見ると、1等の約181万円が入るため、
回収率は一気に587%超になります。
ですが、その利益のほとんどは、
第230回の1等1発
によるものです。
他の回では同じような1等は出ませんでした。
つまり、
斜め取りが継続的に未来を予測できているような結果は確認できませんでした。
では、なぜ167口も売れていたのか?
ここまで調べても、一番大きな謎が残ります。
なぜ、04・09・18・31・36・42という同じ組み合わせが167口も買われていたのでしょうか。
当時のAll About記事では、
一部のロトファンの間で有名な購入法だった
と紹介されています。
さらに2008年の記事でも、この方法は「斜めがけ購入法」として紹介され、第230回で1等が出た例が取り上げられています。
そのため、
この買い方を続けていた人が多数いた
という説は十分ありそうです。
ただし、ここには注意点もあります。
167口=167人ではない
公表されているのは、
1等167口
という数字です。
これは必ずしも、
167人が1口ずつ買った
という意味ではありません。
例えば1人が同じ数字を10口買えば、それだけで10口として数えられます。
つまり、
- 167人が1口ずつ
- 数十人が複数口ずつ
- 一部の人がかなり大量に購入
など、いろいろな可能性があります。
購入者の実人数や、誰が何口買ったかまでは公開されていません。
そのため、
「167人が斜め取りを使っていた」
と断定することはできません。
攻略法が当たったのか、偶然だったのか
ここまで調べた結果、個人的には、
「斜め取りが未来を予測した」
と考えるより、
「多くの人が同じ規則で作った数字を買っていて、その数字が偶然1等になった」
と考える方が自然に感じました。
ロト6では、どの6数字の組み合わせも抽せんされる確率自体は同じです。
規則的に数字を選んだからといって、その組み合わせだけが抽せんされやすくなるわけではありません。
ただし、
人間が同じルールで数字を選ぶ
と、同じ組み合わせを持つ人が増える可能性があります。
そしてその数字が偶然当たった時、
大量の1等当せん
が発生する。
第230回は、その極端な例だったのかもしれません。
それでも一つだけ謎が残る
今回かなり調べましたが、最後まで分からなかったことがあります。
それは、
なぜ第227回で完成した数字を、第230回まで買い続けていた人がそんなにいたのか
という点です。
本数字6個は第227回で完成しています。
普通の「次回予想」なら第228回です。
ところが第228回では当たらず、第229回でも当たらず、第230回で突然1等。
当時の資料を探しても、
「斜め数字を3回先まで買う」
という明確な共通ルールは見つけられませんでした。
攻略本などで、
「一度出した数字を何週か継続購入する」
という方法まで紹介されていた可能性はあります。
あるいは、一度決めた数字を毎週買い続ける人が多かっただけかもしれません。
この部分については、今回の調査では答えを出せませんでした。
まとめ
ロト6第230回で起きた、
1等167口・当せん金約181万円
という珍事件。
調べてみると、確かに過去の当せん数字を斜めに拾った、
04・09・18・31・36・42
が第230回の1等数字と完全一致していました。
しかし、第230回以前の斜め取りをバックテストすると、
155種類の購入可能な数字がありながら、完成後10回以内に4等以上は0回。
少なくとも今回の検証では、
斜め取りそのものに強い予測力があるとは言いにくい結果
でした。
それでも第230回では、本当に1等が167口も出ています。
当時すでに知られていた購入法だったことから、
同じ方法で同じ数字を買っていた人が多かったことが、大量当せんにつながった可能性
はありそうです。
ただし、
167口を何人が購入していたのか
そして、
なぜ完成から3回後までその数字が大量に買われていたのか
は、現在確認できる資料だけでは分かりませんでした。
結局この第230回、
かなり調べたけど、最後の謎だけは解けませんでした。
でも、それが逆に面白い。
「必勝法があった」という話より、
偶然・人間の数字の選び方・口コミが重なって、とんでもない結果が生まれた
と考えると、宝くじらしい不思議な事件なのかもしれません。
※宝くじは当せんを保証する攻略法はありません。本記事のバックテストは過去データを使った検証であり、将来の当せんを予測するものではありません。
この記事は、ChatGPT(チャッピー)と一緒に調査・検証しながら作成しています。
過去データの整理やバックテストにはAIを活用していますが、内容はKechiLabで確認しながらまとめています。


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